ぶらくり丁と強気の経営者
(新春ぶらくり丁の「ぜんざい振る舞い」に並ぶ市民の行列)
昨日、新春ぶらくり丁の「ぜんざい振る舞い」に参加してきました。毎年、恒例で、目の前でつきたてのお餅を入れたぜんさいを先着100名様に振る舞いをします。一日3回。私は一回目の12時を目当てに行ってきました。
中心市街地の活性化が課題となっている中で、フォルテワジマとぶらくり丁の活性化に向けて、いろいろなイベントが行われています。私も、できる限り関連のイベントには顔を出しています。
ぜんざい振る舞いも、あっと言う間に100人が集まって、「売り切れ」状態です。私もおいしいぜんざいのご相伴に与りました。
ただし、商店街の活性化のポイントは人の流れをどのようにして増やすのかということだろうと思います。一過性のイベントではなく、常に人が流れる環境をどうつくるかということ。
その意味では、昔、和歌山県立医大の付属病院があった頃は、自然と病院からぶらくり丁への人の流れができていました。当時の事情を知らないので、批判をすることはできませんが、和歌山大学と県立医大を郊外に移転させたことが致命的な結果になったのでは?
ですから、長野県のいくつかの街で成功したように、中心市街地に病院や介護関係の施設を集積することによって、人の流れを生むようなやり方も考えていくべきでしょう。私にとっても、今後の大きな課題です。
しかも、むやみに官に頼らず民間の経営者ベースの発想でやった方が成功すると思います。
その意味では、この年末、年始に和歌山の経営者の皆さんのお話をうかがっていて、勇気をもらっています。今は、100年に1度とも言われる金融危機から、国内の経済も最悪になりつつあります。
しかし、和歌山の経営者の皆さんは、とても前向きです。「ピンチはチャンス!」とおっしゃって、例年より早く1月3日から営業を始めた会社の朝礼に参加しましたが、トップ以下、皆さんやる気まんまん。
「今年はたいへんだが、この危機を乗り切れば、飛躍はある。今のような時こそ、新規事業を立ち上げるんや!」などなど、強気の経営者が多いのには驚きました。和歌山、捨てたもんやないですよ!
このような強気の経営者の皆さんが知恵を出して、中心市街地の活性化に取り組んでくだされば、光明は見えてくると確信します。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。