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2008年6月5日

辻説法


    (雨の合間に、住宅地での辻説法に集中する周平。)

 今日は、夕方まで雨でした。時折、スコールのような激しい雨も降りました。雨の合間に、住宅地での辻説法をしていましたが、あまりにも強い雨が降るので、企業訪問に切り替えました。

 小雨程度なら、辻説法を続けるのですが、雨の音で演説が聞こえないようでは意味がありません。雨の中で立ってるだけでは、単なるパフォーマンスになってしまいます。

 辻説法を昼間の住宅地でやっていても、誰も通らないことがよくあります。しかし、経験上、平日の昼間は半分のお家ではどなたかが在宅されています。ですから、大きな声で元気よく演説すれば、必ず聞いてもらえる(はず)のです。誰も聞いてないと思っていたら、突然、主婦の方が家から出てこられて、「あんた!一般財源化かなんか知らんけど、和歌山市内の道路は狭いよ。道路の整備は必要やで。自転車通学の中学生や高校生は危ないやんか!」とお叱りを受けたこともあります。その時、「ああ、お台所で聞いてくれてるんや。」と実感しました。

 その時は、道路特定財源の話をしていたのですが、その奥さんとじっくり道端で議論をさせてもらって、「道路も必要です。しかし、10年間で59兆円ものお金を道路以外にびた一文使わせないというのはいかがでしょうか。一部を医療や介護、教育や子育て支援に使わせてもらってもええんやないですか。」と申し上げ、最後には納得をしてもらいました。

 それ以来、誰もいない道端でも、電線に鳩がとまっていればその鳩に向かって演説します。鳩がいない時は、電線のかなたにある青空に向って演説します。誰かが必ず聞いててくださる(はず)、と思って。

             私たちのために。
             私たちの子供たちのために。  
             私たちの大切な人のために・・・。
             信じられない政治に終止符を打つ。
             そして、信じられる政治を創るために。


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