南方熊楠記念館
(白浜町にある「南方熊楠記念館」。丘の上にあって、眺望が素晴らしい。)
今日は、自治労の青年女性協議会の勉強会の講師をしました。場所が白浜だったので、自分で運転して行ってきました。講義の前に、少し時間ができたので、白浜町にある「南方熊楠記念館」に行ってきました。
南方熊楠は和歌山人にとっては最高に誇りに思える郷土の星です。柳田國男と並ぶ民俗学の創始者であり、博物学の世界的権威です。19歳から14年間、アメリカやイギリス、中南米を歩き、ネイチャーを始め多くの学術雑誌に論文を載せました。語学も天才で、10数ヶ国語が自由にあやつれたそうです。
また、田辺湾にある神島の自然を守る運動を始めたエコロジストでもあり、神島への昭和天皇へのご案内やご進講の経緯もあり、神島は昭和10年、史跡名勝天然記念物に指定されました。南方熊楠記念館の屋上からは神島をはじめ、白浜のきれいな海岸線を眺めることができます。
日頃、街頭演説や、支援者訪問で気ぜわしい毎日ですが、今日ばかりは郷土の英傑「南方熊楠の人生」に思いをはせ、英気を養うことができました。
また、勉強会では、20歳台の地方自治体の職員さんが大勢おられて、じっくりお話をさせてもらうことができました。後期高齢者医療制度の担当窓口の方の苦労話を聞いて、厚生労働省から現場には、まともな説明がされていないことが分かりました。小さな町では、職員数も少なく、担当者が一人で、健康保険を担当していてる実態も分かりました。その意味でも、しっかり充電できた一日でした。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。