2007年9月22日
生涯野良―森下雄一郎
今、アメリカのプロバスケットボールNBAを目指す日本人が熱い。森下雄一郎さんは日本国内でバスケットの実績が全くない中、19歳でアメリカに渡り、情熱だけで、のし上がってきた若者です。名前は知っていましたが、最近、友人に彼の本をすすめられて、一読。久しぶりに本を読んで、感激しました。
日本人として初めてアメリカでプロバスケットボールの選手になったその努力の過程がすごい。しかも、アキレス腱を2回も切るなど、何度も挫折を繰り返しながら、はい上がってきた気力に脱帽です。今は、アメリカメジャーバスケットボールチーム「AND1 Mixtapetour」と契約し、NBAに最も近いポジションの一つにいます。
森下さんは人間をエリートとストリートに分け、自分はストリート派で、「野良」だと自称します。日本のバスケットの世界では全く無名の「野良」だったわけですが、情熱と努力で道を切り開いて行きました。
コブクロも森下さんもストリートから夢を目指しました。私は、今、これまでの仕事を捨ててストリートに立って街頭演説を生業にしています。「路上が職場」の今の私に勇気を与えてくれる本に出会いました。
永田町での政争とは関係の無い和歌山の路上でひたすら活動しているわけですが、最近は元気一杯でやれています。そのせいかどうか判りませんが、お供え物をもらうことが多いです。昨日も駅前で、初対面の方に缶コーヒーをいただきました。なんか、こう力が湧いてくるんですよね。お供え物をもらうから元気が出るんですかね。
皆さんの力で当選させていただいたとしても、路上での活動は、政治活動をしている間はずーと続ける覚悟です。