和大新駅起工式
今日は、南海電鉄の新しい駅である「和歌山大学前駅(仮称)」の起工式がありました。午前10時半開始の式典には、落選中の周平は当然呼ばれません。現職の国会議員をはじめ、県会議員や市会議員は招待されます。
このような場合、昨日と同じように会場に押し掛けて、その入口で街頭演説をします。今朝も9時から、会場となる新駅建設現場の前の路上に「濃紺のパッソ」を止め、旗を固定する水入りの青い箱を並べ始めました。
すぐに、会場を運営している会社の方々が来られて、「今日は車の台数が多いので、会場の近くで演説するのはやめてください。」とのことでした。スーパーマーケットの駐車場と同じで、一応、断られる覚悟で行っていますので、「しかし、ここは国道26号線の公道の上なので、交通の邪魔にならないようやらせてもらえないでしょうか?」と丁重におうかがいをします。
先方は「国会議員も市長も来るんやで!反感買うだけやないか!」とおっしゃられます。「国会議員が来るからやるんですけど、、、、。」と言いたいのをじっとこらえて、「そしたら、この入口から一番はなれた駐車場の端でやらせていただけませんか。10時半になったらやめますので。」とねばります。
と、、、ここで、紳士がひとり来られて(会社の重役さんで、私も面識がある立派な方)、「岸本さん、私らも仕事でやってるんです。危険なのでガードマンを数人雇っています。来られる方がよそ見したら危ないでしょう。」と優しくおっしゃいます。こうなると私の負けです。
そこで、「それは申し訳ありませんでした。すぐに撤収いたします。」と急いで後片付け。その方も後片付けを手伝ってくださいました。「本当にすみません。私ら、組織もお金も無いんで、人が集まるところで街頭演説するしか方法がないんです。失礼しました。」とお詫びを申し上げました。
そして、会場から500メートルほど離れた国道26号線の歩道で写真のように陣地を作って、街頭演説をしてきました。仁坂知事や大橋市長も車中からにっこり笑って手を振ってくださいました。知り合いの県会議員や市会議員の皆さんも笑いながら手を振ってくださいます。そこは政治家同士なので、国道沿いで街頭演説をする心意気を分かってくださるのです。
場所は大阪府との県境近くの山の中です。和泉ナンバーの車も多かったですが、和歌山ナンバーの車からは、クラクションでの声援や車中からの手を振ってのお励ましに勇気をいただきました。演説と言うよりも、車の中の方々に目線を合わせてご挨拶するのに集中しました。
その後、伊太祁曽神社での勉強会、桐蔭高校吹奏楽部の第24回定期演奏会に行ってきました。私の同級生の北原正明吹奏楽部顧問が何曲か指揮をしました。サマになってましたよ。北原先生!!
今から、選挙事務所をいくつか回ってきます。