衆議院総選挙最終日のあいさつ
12日間の選挙戦を終えて、本日最終日のJR和歌山駅前での街頭演説の内容を載せます。
『今日、最終日の街頭演説にお集まりくださった皆さん、本当に有難うございます。
後援会の皆さん、支援団体の皆さん、ボランティアの皆さん、事務所のスタッフ、そして、今、ここにお集まりの皆さん。お力を貸していただき、感謝しかありません。
前回の勝利宣言で、私が思わず、皆さんのことを「日本一の応援団」と口走ったのは、心の底から出た本音です。
これまでは、スタート時点で負けている選挙を、追いつけ追いこせと、逆転する選挙を戦ってきました。
でも、今回は違いました。
序盤で、わずかながらリードしているとの報道でスタートしたのです。
追いかけられる選挙は初めてでした。正直、不安でした、怖かった。
それでも、皆さんがいてくれた。
日本一の応援団ですから、
ここにいる皆さんがいてくれるなら、
絶対大丈夫だと、何度も自分に言い聞かせました。
私の信条は、
外交、安全保障、エネルギー問題などは現実的に、
しかし、選択的夫婦別姓やLGBTQなどの心の問題はリベラルに。
国会では、なんでも反対の野党ではなく、具体的な提案をして建設的に議論する。
そのことにこだわった結果、国民民主党という小さな政党を選んでいます。
こういう困難な道ばかりを選ぶ私に、それでも、そばで「周平、頑張れ!」と声をかけてくださる、ここにいる皆さん。
どんな時でも、いつでも、私のそばにいてくれている皆さん。
利権もお金もない、まして政権与党でもない私を支えてくださる皆さん。
皆さんのおかげで、自分はここまでやってこられたのです。
今回も、皆さんのために、何が何でも負けるわけにはいきません。
私の議席は岸本周平個人の議席ではありません。
和歌山1区の、まじめに懸命に生きている市民の皆さんの議席です。
皆さんの年金を守りたい。
金持ち優遇、お友達優遇ではなく、格差の少ない社会にしたい。
16年間、スーパーの前で、街角で、
私は、ひたすら皆さんの声を聴かせていただいてきました。
皆さんの不安や心配の声を国会に届けるのが、私の仕事だと信じて、ずっと道端に立ち続けているんです。
年金生活のおばあちゃんが、スーパーのチラシを見比べて、遠くても1円でも安いスーパーに買い物に行っている姿を見ています。
夜7時になれば、お惣菜が半額になる。
そのために、多くの人が並んで待っていることも知っています。
お金持ちの安倍さんも岸田さんも年金がどんなに大事かご存じない。
ふつうの生活の厳しさもご存じない。
私は、懸命に生きている人達の生活を守り続けたい。
まじめに、一生懸命、清らかに生き抜いている皆さんの声を、
私、岸本周平に、代弁させてください。
5期目の挑戦、勝たせてください。
最後に、相手陣営から追い込まれてきているという選挙予測が入ってきています。
2012年の選挙では300票差で勝ちました。
今回、300票差で負けたくありません。
ここで負けたら、この16年間はいったい何だったのか。
お世話になった皆さんに恩返しができなくなります。
まっすぐで、正直な、信じられる政治、
一人ひとりがたいせつにされる政治
ふつうの生活が守られる政治を実現して、どうか恩返しをさせてください。
最後の最後まで力を緩めずに、戦い抜きます。
この選挙、1票1票の積み重ねが、とても大きな差になると思います。
皆さん助けてください。お力を貸してください。
どうかよろしくお願い申し上げます。』