小久保裕紀選手後援会 新春の集い パート2
昨日の小久保裕紀さんの新春の集いに参加した感想を報告します。午後6時半から始まり、9時に終了するまであっと言う間に楽しい時間が過ぎ去りました。岩橋延直後援会会長の開会挨拶の後、大橋建一和歌山市長はじめ来賓のご挨拶がありました。
その後、写真撮影を各テーブル毎に行います。350人近い出席者ですから、その手際のよさは脱帽です。このテクニックは、今後の岸本周平後援会「新春の集い」にぜひ生かしたいものです。その後、予め配られたアルファベット順のカードごとに数人ずつ登壇し、クイズゲーム。答えは小久保選手が出していきます。そして、小久保選手の使っていた手袋や、バット、グラブなどを抽選で参加者にプレゼント。楽しいトークショーもありました。クイズゲームのために登壇しなかった人は漏れなくワインやジャイアンツの帽子、小久保ティーシャツがもらえました。
その中で、最も感動的だったのは、交通事故で下半身が不自由になりながら、小学校6年生の最後まで野球を続けた木村涼央君が花束を小久保選手に贈呈し、それを受けて小久保さんがなさったスピーチでした。
涼央君が最後に出場した野球大会が年末にニュースになり、それを編集したDVDがまず会場に流されました。涼央君はその事故で亡くなられたお父さんと、小学校が終わるまで野球を続ける約束をしたそうです。それで、事故の後も車いすで練習を続け、お父さん友人の皆さんが開催してくれた少年野球大会でピッチャーとして投げきり、三振を一つ、そしてバッターとしてはヒットを一本打ちました。
前の日に、私も小久保さんと一緒にそのビデオを見ましたが、底抜けに明るい涼央君の頑張る姿に、何度見ても、涙が出ました。会場で握手をして、涼央君には本当に勇気をもらいました。小久保さんもスピーチの中で涼央君との出会いの話をしながら、涙をこらえきれず、会場に大きな感動の渦ができました。
私のいたテーブルでは、小久保さんは選手としても一流だけれども、素晴らしい感性と暖かいお人柄から、必ず監督として大成される方だなあという意見で一致しました。
また、小久保さんはスピーチの中で、私がいつも口癖のように言っている「障害者のことを英語でハンデキャップドというのは帽子を持って物乞いする意味の差別用語で、今は使わない。障害のおかげで、神様から挑戦する機会を与えてもらっているという意味のチャレンジドを使います。」という話を披露してくれました。
小久保裕紀さん。素晴らしい会合に参加させていただき有難うございました。そして、福岡ソフトバンク・ホークス復帰の本年のご活躍を心からお祈りします。