今朝は畠中耕作館長率いる健心館畠中道場の寒稽古鏡開式に行ってきました。小学生の子供達が三日間の寒稽古の後、和歌浦の東照宮に参詣した後、鏡開式が行われます。昨年も招かれ、挨拶の機会をいただきました。

　今日は、私自身が小学校、中学校時代を通じて、藤村道場に通い、9年間連続して寒稽古で皆勤賞をもらったお話しをさせてもらいました。継続は力なりです。私は柔道こそ強くなれませんでしたが、受身を覚えたおかげで、酔っ払って転んでも受身ができますので、怪我をしたことがありません。また、我慢することを覚えました。

　かわいい小学生（幼稚園児もいました）さん達に「続けること」の大切さをお話ししました。その例として、昨日もブログに書いた木村涼央くんの話しをしました。それまで、ガサガサと騒がしかった子供達が、涼央くんの話しになると急に静かになって、真剣に聞いてくれました。

　小さな子供心にも涼央くんのすごさが響くんですね。素直な子供を教え育てることのたいせつさが、話しによって彼らの目の色が変わることを目の当たりにして、得心できました。

　明日は、私が指導している、柔道会館の寒稽古鏡開式です。私にとって、柔道を習ったことが大人になって役に立ったように、柔道を習っているこの子達にとっても柔道を習って良かったと思ってもらいたいものです。