2016年5月15日
400年続く和歌祭
紀州東照宮の例大祭和歌祭に参加しました。
和歌祭は、紀州藩初代藩主徳川頼宣が1622年に始めました。
父である家康公の霊を慰めるために始めた大祭ですが、今では、毎年5月17日の家康の命日に近い休日に行われています。
私は、渡御行列の中で、武者の役を足掛け10年やらせていただいています。甲兵は和歌山商工会議所の青年部の皆さん。
日射しは強かったですが、和歌浦湾のさわやかな潮風に吹かれ、楽しい一日になりました。とは言うものの、ヨロイとカブトは重くてたいへん。
祭の後のビールが最高でした!
山の中腹にある紀州東照宮の境内から、白装束の男たちに担がれた神輿が担ぎ出されます。
石段は108段もあって、急な角度なため、初めての担ぎ手は足がすくむと言われます。
その石段を駆け下りる「神輿おろし」で祭りが始まり、太鼓や摺鉦の音色が響く中、時代衣装の渡御行列がスタートします。
雑賀踊り、薙刀振、母衣、舞姫などが伝統的な演舞をしながら和歌浦一帯を練り歩きました。
武者は、ただ歩くだけですが、約3時間炎天下の中を歩きますので、体力勝負です。
今年も、JR西日本和歌山支社の関係者の皆さんとご一緒に歩きました。