第8回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」
(沖縄国際映画祭のクロージングセレモニーであいさつをする岸本周平。)
第8回沖縄国際映画祭 「島ぜんぶでおーきな祭」に行ってきました。
経産省のメディアコンテンツ課長として、東京国際映画祭を担当して以来、三つ子の魂百まで、、です。
毎回、お招きにあずかり押しかけています。
今年は最終日の24日(日)、那覇市国際通りでのレッドカーペットから参加しました。
那覇市は27度と夏日の上、湿気があって、もはや夏。例年よりも早く、連休前に梅雨入りしそうだと地元の方の声でした。
昨年までは、3月下旬の開催でしたので、一か月でこうも気候が違うのかとびっくり。
それにしても、映画祭実行委員長の大崎洋吉本興業社長の情熱には頭が下がります。
「Laugh & Peace」をテーマに、沖縄県全県、全島でエンターテインメントの祭典をするんだという意気込みで、8年前にスタート。3年前から、「島ぜんぶでおーきな祭」と銘打って、県下41市町村を巻き込んでしまいました。
那覇市国際通りのレッドカーペットが実現したのは3年前に、当時の翁長雄志那覇市長が快諾してくれたからだそうです。
大崎社長としては、沖縄戦後、「奇跡のワンマイル」と呼ばれた戦後復興の聖地である国際通りを本土の人間が歩いてよいのか、、という複雑な思いもあったそうです。
しかし、今の翁長知事は、それも飲み込んで、OKを出してくれた恩人だと、大崎社長は言います。
こんな大崎社長の思いに共感して、私も、毎年足を運ばせていただいています。
映画祭に先立って、吉本興業はエンターテインメント人材を育てる学校法人を2018年秋に沖縄県内で開校することを発表ししました。ダンスや歌唱、漫才などに加え、衣装デザイン、特殊メーク、CGや照明など裏方の技術も教える予定だそうです。
沖縄映画祭を軸に、沖縄を総合エンターテインメントの島にするという大崎社長の夢が一歩ずつ進んでいます。
クロージングセレモニーでのあいさつでは、次のようにお話ししました。
「今、与党の政治家の皆さんがあいさつをされました。
私は、野党の代議士ですが、映画祭に与党も野党もありません。超党派で応援していきます。
大崎社長は、沖縄映画祭を100年続けるとおっしゃいました。
皆さん、あと92回頑張りましょう!!」