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2015年3月15日

「2015年岸本周平新春感謝の集い」

(岸本周平新春感謝の集いであいさつする岸本周平。)

 今日は、和歌山市内のアバローム紀の国で、「2015年岸本周平新春感謝の集い」を開かせていただきました。

 500人近い応援団の皆さんがお集まりくださり、感謝感激です。

 年に一度の会なので、昨年末の選挙のお礼と、ネクスト農林水産大臣への就任、予算委員会での活動報告など、しっかりとお話をすることができました。

 応援団あっての政治家です。皆さんの期待に添えるよう、頑張らなければと初心に戻った貴重な時間でした。

(国政報告中の岸本周平。)

 毎年、着席でゆっくり食事を食べていただきながら、私の国政報告を聞いていただいています。

 昨年は、穏健な保守政治家を目指す決意をお話ししました。

 今年は、日本社会の変化について、私たちの考え方が追い付いていないために、政策の対応が間違ていることを説明しました。

 今はやりの「格差の是正」という切り口に頼らずに、北海道大学の宮本太郎先生の示唆する「支える側と支えられる側」の二分法を否定することからスタートしました。

 20世紀の日本のように、正社員で元気なお父さんと専業主婦のお母さん、子ども二人の4人家族は支える側。お年寄りや、障がいを持った方などは支えられる側というモデルはすでに成り立ちません。

 今、日本では単身の世帯が一番多いのです。夫婦子供二人の世帯はマイナーです。

 正社員は、全体の6割を切るようになりました。お母さんも働くのが普通です。しかも、精神的な悩みや病気を抱えながら働く人が増えています。

 一方、お年寄りと言ってもお元気で、現役で働いたり、ボランテイアなどで活躍したり、障害があっても、意欲と能力に応じて働ける場所も少しずつ増えています。

 新しい公共の考え方の下、すべての人に居場所と出番をつくるのが民主党の政策です。

 つまり、すべての人がお互いに支え、また、支えられる世の中に変わってきたにもかかわらず、社会福祉政策も経済政策もいまだに二分法に基づいています。

 もう、政府が、企業にターゲテイング政策で援助する時代ではありません。大企業が潤えば、しばらくして中小零細企業がもうかるという「トリクルダウン」効果などありません。

 政府は、貧困問題などに特化し、貧困の連鎖を生まないためにも長期的に経済が成長するように、幅広く「教育と職業訓練」に政策資源をしぼるべきです。

 後は、市民が支えあいながら一歩ずつ前に進んでいきます。そんな政治をしたいと訴えました。派手さはないけど、これが今の岸本周平の考え方だということを、ご参加の皆さんにはわかっていただけたと思います。

 出席いただいた応援団の皆さん、そして準備してくださったスタッフ、ボランテイアの皆さん、有難うございました。

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