平成26年度陸上自衛隊富士総合火力演習に参加して
昨日、8月24日(日)、陸上自衛隊の富士総合火力演習の視察に行ってきました。
昨年は、和歌山県防衛協会の皆さんと一緒に二日間、富士総合火力演習に来ました。今年は、日程が合わず、一日だけ、東京からの参加となりました。
昨年は雨でしたので、すべての演習が見られず、何とか今年は参加したいと日程調整をしました。
今年もあいにくの曇りで、落下傘部隊の降下演習は中止になりましたが、それ以外はプログラム通りの練度の高い演習を視察することができました。
広島をはじめ、災害対応にも多くの自衛隊員が出動されている中ですが、本来の任務の国民の安全を守るという自衛隊の訓練は重要だと思います。
富士総合火力演習は、陸上自衛隊の演習のひとつで、総火演(そうかえん)と略されます。
陸上自衛隊富士学校の生徒に火力戦闘を経験させる目的で1961年から開始されました。5年後の1966年からは国民の自衛隊への理解を深めるための一般公開を行っています。
今年は、人員約2300名、戦車・装甲車約80両、各種火砲約60門、航空機約20機、その他車両約600両が参加しました。
朝、6時50分に永田町の議員会館からバスで出発、東富士演習場の畑岡地区演習会場を目指しました。途中、渋滞もありましたが、午前9時40分には会場に到着。
午前10時から、総火演が開始され、正午まで続きました。
終了後は、富士駐屯地にて岩田清文陸上幕僚長主催の昼食会に参加して、陸上自衛隊の隊員の皆さんと意見交換をしてきました。
帰りは、富士駐屯地を午後2時半に出発したのですが、東名高速に乗るまでも大渋滞、高速道路も大渋滞で、議員会館にたどりついたのは、午後8時過ぎでした。
それでも、陸上自衛隊の日頃の訓練の成果を拝見し、士気の高さを感じることができて有意義でした。
集団的自衛権をめぐる安倍内閣の一連の手続きは、いかにも乱暴に過ぎますので、議会人としては賛同できませんが、国民の命を守る自衛隊の重要性を認めることでは人後に落ちないとの自負があります。
これからも自衛隊の隊員の皆さんの応援をしていきます。