2014年8月1日
伊太祁曽神社の茅輪祭
毎年恒例、7月30日、31日の伊太祁曽神社の「茅輪祭」のくぐり初め神事に参列してきました。
この茅輪祭りは「わくぐりまつり」とも呼ばれています。
人間は知らず知らずの内に罪・穢れに触れてしまうので、年に2回、水無月(6月)と師走(12月)に大祓いを行います。
紙の人形に名前と生年月日を書き、体に触り、息を吹きかけて奉納します。その際に、写真の茅輪を3回くぐります。そうすると、生まれた時の無垢な状態に戻ることができます。
輪の材料である茅萱(ちがや)は生命力が強いため、そのことにあやかって、暑い夏を乗り越えるという意味もあるのだそうです。
今年の夏は猛暑ですから、神妙な思いで輪くぐりをしてきました。
(打水大作戦の様子。溝上嘉章さんのFBから転載。)
そして、毎年、31日には伊太祁曽神社の境内で打水大作戦が行われます。
残念ながら、31日は民主党の両院議員懇談会のため上京せざるを得ず、欠席。
今年で7回目になりますが、木村隆子さん率いる「着物を着る会」の有志が浴衣姿で参加。写真のようなあでやかな打水風景となりました。
「茅輪祭」も打水も、とても日本的な風情のあるものです。ずーと残していきたいものですね。
(上野山優子さんのFBから転載)