2014年6月1日
陸上自衛隊和歌山駐屯地創立52周年記念行事に参加して。
(和歌山駐屯地創立52周年記念式典で祝辞を述べる岸本周平。)
陸上自衛隊和歌山駐屯地52周年記念式典に参加し、祝辞を述べてきました。
日本国民の命を守るための日頃の訓練と累次の災害出動、PKO派遣任務への感謝と南海トラフにおける地震、津波などが起きた場合の災害出動へのお願いを申し上げました。
和歌山駐屯地の主力部隊は第304水際障害中隊で、施設科の第一線部隊として活躍するほか、災害派遣、部外土木工事等を実施して、民生協力に貢献しています。
日頃、国の防衛や災害派遣等のための訓練に励みながら、地域との「ふれあい」を大切にしておられます。
今は、南スーダンのPKOに5人の隊員を派遣しておられるとのこと。
式典の後、煙樹海岸キャンプ場にて、陸、海、空の「災害派遣動態展示」を視察。頼もしく拝見しました。
「陸」では軽装甲機動車などの車両、また「海」では水陸両用水際地雷敷設車、「空」ではヘリコプターなどのパフォーマンスが披露されました。
その後、水際地雷敷設車の体験乗船などが行われ、地元の多くの家族連れらでにぎわっていました。
アトラクションでは信太山駐屯地の陸上自衛隊員の太鼓や伊丹駐屯地の陸上自衛隊第三音楽隊による演奏があり、地元の市民との交流が見られました。
和歌山県には、陸上自衛隊の和歌山駐屯地のほか海上自衛隊由良基地、航空自衛隊の串本分屯基地などがあり、自衛隊員の皆さんが活動されています。
安部内閣の憲法解釈の閣議決定による変更は法理論的に乱暴過ぎて釈然としませんが、現役の自衛隊員諸兄、諸姉と隊友会のOBの皆さんへの感謝の思いはたいせつにしたいと思います。