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2013年10月23日

福島の汚染水はブロックされていない。

(予算委員会で質問する玉木雄一郎代議士)

 今週から、衆参両議院で予算委員会が始まりました。

 私は、今国会では、副幹事長として党務に専念するため、予算員会をはずれましたが、同僚議員が素晴らしい質問を続けています。

 先輩議員の皆さんも鋭い追及をされていますが、2期生として同僚の「玉木雄一郎」代議士の質問にはしびれましたので、私のブログでもご紹介します。

 いくつかの論点がありましたが、安倍総理が「完全にブロックされている」とおっしゃる「福島の汚染水」が、実は、外洋に垂れ流されているという基本的な事実をあぶりだした点は、多くの国民の皆さんに知っていただきたいのです。

 以下、玉木雄一郎ブログから、引用します。なお、写真も玉木代議士のブログから転載しています。

『(玉木)IOC総会において、総理が「汚染水による影響は完全にブロックされている、健康問題については、今でも、現在も、将来も、まったく問題ない」と発言されたことについて、ある新聞社の世論調査では76%の方がそうは思わないと回答しているが、こうした総理の発言に対する国民の受け止め方について、総理のお考えを伺いたい。

(安倍総理)大変残念だ。もっとしっかりと正確な情報を発信していきたい。

(玉木)完全にブロックされているというが、何がどうブロックされているのかお答えいただきたい

(安倍総理)福島近海での放射性物質の影響は、発電所の港湾内の0.3平方キロメートルに限定されており、福島県沖を含む広いエリアでモニタリングを行っている。その結果から、汚染水の影響はブロックされていると考えている。

(玉木)総理がそう説明をされているにも関わらず、国民の8割弱が少し違うのではないかと思っている。それは、ブロックされているのが「汚染水の影響」であって、「汚染水そのもの」ではないからだ

 9月27日の閉会中審査での廣瀬社長(東京電力)の答弁によれば、0.3平方キロメートルの港湾内の水は、二日で入れ替わってしまう。私は汚染水とは言いたくないので、「発電所由来の核物質が含まれている可能性があるかもしれない水」というが、この水自体は流出しているのではないか。流出を認めるか。

(茂木大臣)汚染水の影響はブロックされているということであり、決して貯水タンクから全く漏れななかったというわけではない。ただ、一定のエリアに留まっており、海洋に及ばないよう陸側の地下水をとめなければならない。

(玉木)この審議を通じて間違ったイメージが世界に発信されることは極力避けたいが、「水」が0.3平方キロメートルの中の外に出ていることは事実だ。完全にブロックされているというのは言い過ぎだったのではないか。

 ただ、総理の発言で、これはある種の国際公約になってしまった。そうである以上、国を挙げて、党派を超えて、この総理の約束をみんなで実現するよう全力を挙げることが必要だ。』
 【注】下線は私が引きました。

 まさに、福島の汚染水は、外洋に垂れ流されていることがこの質疑で明らかになりました。港湾の外でモニタリングして、放射性物質の影響が少ないのは、広大な太平洋の海水で薄められているに過ぎません。

 このような重要な質疑にもかかわらず、新聞やテレビの報道は黙殺しています。これは偏向報道の一端ではないかと、たいへん残念な思いです。

 問題は、政府がそのように軽々に「完全にブロック」と断定することがむしろ解決を遅らせ、国民の不信を高めるのではないかということです。

 民主党は事故当時、政権与党であったわけですから、責任の一端から逃れるわけにはいきません。同僚の馬淵代議士は、首相補佐官当時検討したアンブレラ効果のある鋼矢板の壁を山側に打ち込む工法などを国会で提案しています。党派を超えて、前向きに解決に向けて協力していきたいと思います。

 玉木代議士の言う通り、「国を挙げて、党派を超えて、この総理の約束をみんなで実現するよう全力を挙げることが必要だ。」と思います。

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