中高生のライブ「なきわら2013」
NLA和歌山主催の「中高生がつくるスーパーライブナキワラ!2013和歌山県ライブが9月22日に開催されました。
NLA(New Life Adventure)とは、今から37年前に名古屋の高校生が始めた運動です。
今では、中学生と高校生が自主的にイベントや各種のボランテア活動を行う全国的な組織となっています。
和歌山県にも支部があって、今年の和歌山県実行委員会の委員長は小幡和輝さん。和歌山県立耐久高校(定時制)4年生です。高校生ながら、起業して社長業をこなしている才能のある若者です。
和歌山に帰って9年目になるのですが、今年まで、このような中高生の自主的な運動があるのを知りませんでした。
たまたま、小幡さんとFacebookのお友達になっていた結果、FB上でイベントの存在を知り、当日、会場の和歌山市民会館市民ホールに行ってきました。
途中からの参加でしたが、ほんとうに、中高生だけでイベントを企画し、運営している姿にビックリ。
ダンスや音楽だけでなく、「主張部門」もあって、中高生の本音のスピーチも聞けました。
一言で言うと、すごくしっかりした考えを持ち、堂々と人前で語ることのできる彼ら、彼女らに感動しました。
小幡実行委員長の最後のあいさつも素敵でした。
そこで、初めて、彼が長年不登校で、いわゆる引きこもりの生活をしていたことを知りました。今の彼からは想像もつきません。
2年と少し前にNLAに入り、自分の人生が変わってしまったことを、だから、誰でも変われるんだということを訴えていました。
でも、別に、NLAに入ってくれとは勧誘しない。自分で、興味があったらどうぞ、、、。という姿勢には「大人」を感じました。
何だか、これまでにものすごい苦労をしたんだろうなあ、、と思いましたが、そんなことは表面上まったく見せません。それは、私も大人のオジサンなので、ピンとわかるだけです。
「近頃の若者はすごい!」が、このブログのテーマの一つなのですが、「近頃の中高生はすごい!」が加わりました。
とても、ほっこりとした気持ちになって、会場を後にしました。