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2013年8月5日

伊勢神宮の「お白石持行事」

(新しい本殿前で記念撮影。この後、お白石を奉献しました。)

 5月には、出雲大社の60年に1回の式年遷宮(出雲大社、平成の大遷宮)に行って参りました。

 今回は、伊勢神宮の20年に1回の式年遷宮に合わせ、特別神領民として「お白石持行事」に参加。私は、伊太祁曽神社の崇敬会「ときわ会」のメンバーとしてお供させてもらいました。

 「お白石持行事」は、遷宮の行事の一つです。新しい正殿の敷地に「お白石」を奉献するため、「宮川」より拾い集めた「お白石」を奉曳車に乗せ、おはらい町(旧参宮道)を宇治橋まで車を曳きました。

(塩竈神社の奉曳車です。)

  奉曳車は宮城の塩竈神社のもので、私たち伊太祁曽神社の一行は塩竈神社の氏子さん達と一緒に曳きました。「えんや!えんや!」の掛け声で、汗まみれになりましたが、爽快な行事です。

 その後、白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の真新しい正殿の近くまで進み、持参した「お白石」を奉献してきました。これは、アマテラスオオミカミ様がまだ新宮に移られていないので可能なことです。

 塩竈神社の皆さんと力を合わせての綱曳きでしたが、声を掛け合いながら、震災復興の一日も早いことをお祈りしながら歩きました。

(和歌山から参加したお仲間の皆さんと記念撮影)

 伊勢神宮の式年遷宮は飛鳥時代の天武天皇が定め、第1回は持統天皇の治世の690年に行われました。その後、戦国時代には120年以上中断されたり、何度か延期されたたものの、1993年の第61回式年遷宮まで、約1300年にわたって続いています。今回で62回目となります。

 私は、2009年に行われた「宇治渡始式」にも参加しました。宇治橋も20年に一度新たに架け替えられるのですが、その渡り初め式のことです。

 その前には、「お木曳(式年遷宮のための用材を運搬するもので、古来より神領民が担ってきた信仰的な行事) 」の行事もあるのですが、浪人中のことで、参加するゆとりがありませんでした。残念!

 20年に一度ですから、次の機会まで生きているかどうかわかりません。どうしても、今回、「お白石持行事」には参加したかったのです。

 そして、持統天皇以来続いている行事に参加できて、歴史の流れの中に生きていることが確認できました。感無量です。

(内宮の古い本殿前にて)

 せっかく、伊勢まで来たのですから、、、と、おかげ横丁の赤福本店の茶店に寄りました。

 一皿に赤福餅が三つ入っています。冷たいお茶と一緒に出てきます。小腹が空いていたので、ちょうど良い量でした。本店では、三人の女性が店頭で手作りしています。

 やはり、できたての赤福餅は美味しかったです!!

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