2013年4月15日
高積神社の春の大祭
(高積神社の「下の宮」、高積山の山頂にある本殿は「上の宮」と言われます。)
日曜日は、高積神社の春の大祭に参列しました。
紀ノ国に木の種を伝えたスサノオノミコトには三人の子どもさんがいます。 イタケルノミコト、ツマツヒメノミコト、オオヤツヒメノミコトです。
垂任天皇16年に日前・国懸両神宮が秋月に遷られたとき、この三神が秋月から伊太祈曽に遷られました。
更に、文武天皇の大宝2(702)年に三神分祀の勅令によりはイタケルノミコトは伊太祈曽神社に。ツマツヒメノミコトは高積神社に。オオヤツヒメノミコトは川永宇田森に祀られることになりました。
高積神社は、このように1300余年の歴史を有する古い神社です。
私は、春と秋のお祭りには浪人時代から参列しています。
伊太祁曽神社にもよくうかがいますが、ご兄妹の神さまなので、ご縁が深いのです。
ちなみに、本殿は標高237メートルの高積山の山頂にあります。秋は「下の宮」で行われるお祭りが春は、本殿の上の宮です。
下の宮から歩いて登ると約30分かかります。
総代さんや私たちは途中まで四駆の軽トラで行って、そこから歩きます。それでも良い運動になります。
頂上に着けば、さわやかな風に吹かれて爽快です。
1300年以上、地域の氏子の皆さんが信心している神社です。
4月上旬には、毎年、高積山の下草狩りを住民全員で行います。
和歌山の地域力のすごさをここでも感じることができます。