和歌山県護国神社平和祈念祭
今日は、第二次世界大戦敗戦後67年目の8月15日。
終戦記念日とも言います。
子どもの頃から、敗戦なのに、なぜ「終戦」という呼び方にしたのか、とても不思議でした。
当時、GDPが10倍のアメリカを相手に戦争をするという無謀な決定がなぜ可能だったのか、歴史を学べば学ぶほど理解できませんでした。
今、政治家になって、この歴史を繰り返さないことの大切さをしみじみと痛感しています。
いたずらにナショナリズムをあおる政治家とマスコミ。しかし、そこには、国民の側にあったナショナリズムに迎合した政治家やマスコミの姿もあったはずです。
昨日は、地元広瀬地区の盆踊り大会でした。
毎年、やぐらの設営からはじめ、すべての準備を地域のボランティアでやっています。
今年は、準備する朝から雨で、外での大会を断念。小学校の講堂でやりました。
設営は、こんな感じです。
結局、夕方から天気は回復し、外は心地よい風も吹いていました。
講堂の中は蒸し風呂状態。
でも、おかげで、私の所属する壮年会のかき氷が飛ぶように売れました。苦笑。
おそらく、昭和初期の日本人も盆踊りが大好きで、地域で準備して楽しんでいたはずです。
戦争が好きな国民がいる国は、ほんとうは無いはずです。
どの国も、昨日の広瀬の盆踊りのような地域の行事を楽しみ、平和を愛する国民ばかりでしょう。
今、中国や韓国の政治家が反日の動きを強めています。いかにも、国内の政治ゲームのためであることは明白です。
反日をあおれば、国民の中に潜在するナショナリズムに迎合できるから。
私は、ナショナリズムを愛国心とは呼びたくありません。自分の国を愛するならば、同じように自国を愛する他国の愛国心を認められるはずです。
もちろん、私たち政治家は、他国の政治ゲームには毅然たる態度で対応すべきです。一歩も譲ってはいけません。
韓国大統領の行動や発言は決して許されるものではありません。
尖閣諸島への不法侵犯行為は、2004年と同様に、法律に基づいて厳正に処分すべきです。2010年の時のようにブレてはいけません。
しかし、その上で、冷静に平和を維持する戦略についても考えるゆとりが必要です。
外交の専門家には冷静さが何より必要です。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。