初釜
(越川昌子先生社中の初釜に参加して。)
各種団体の新年会が続いています。
今朝は、趣向が変わって、初釜です。和歌山は茶道の盛んな街です。紀州徳川家は表千家流でしたので、その影響もあるのでしょうか。もちろん、裏千家も栄えています。
越川先生のところには、政治家が集まってくる風があるのでしょうか。写真に写っているのは、左から長坂たかし県会議員、永野ひろひさ市議会議員、片桐あきひろ県会議員の面々です。今日は来られていない市議会議員のお弟子さんもおられます。
お濃茶をいただき、茶懐石の食事をします。おいしかったです。ありがとうございました。
城下町の和歌山では、代々伝わる素晴らしい茶道具がたくさんあるそうです。たいへん高価なものだそうですが、今、これを買い求める人がいないので、売れないとのこと。
明治以降、財界人には茶人が多く、儲けたお金で、お茶の道具をそろえたこととの比較で言えば、最近のベンチャー企業の経営者は茶道には興味がないようです。もちろん、景気も悪いのでしょうが、ちょっと残念な気もします。
戦国時代の映画やテレビドラマを見ますと、必ず、お茶事の場面がありますよね。
それ以来、最近までは、茶道が日本人の文化や精神に影響を及ぼしていたのでしょうが、今は、どうもそうではないように思います。
花嫁修業とか、形式的なものでなく、子どもたちに自然と受け継がれるような茶道のあり方があっても良いような気がします。
越川先生は、市内の中高一貫の学校の茶道部の指導を何十年も続けておられます。素晴らしいことだと思います。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。