伊太祁曽神社での打ち水大作戦
(伊太祁曽神社の茅輪祭「わくぐりまつり」)
毎年、7月30日、31日は伊太祁曽神社の夏越のお祓いのお祭りです。
この茅輪祭りは「わくぐりまつり」とも呼ばれています。人間は知らず知らずの内に罪・穢れに触れてしまうので、年に2回、水無月(6月)と師走(12月)に大祓いを行います。
紙の人形に名前と生年月日を書き、体に触り、息を吹きかけて奉納します。その際に、写真の茅輪を3回くぐります。そうすると、生まれた時の無垢な状態に戻ることができます。
私も、くぐってきましたよ。
そして、毎年、恒例になっている境内での「打ち水大作戦」に参加してきました。今年で5回目。私は浪人中から皆勤賞です。
これは、地球温暖化に対応して、昔からの日本人の智恵である「打ち水」を見直そうという全国規模のイベントです。7月23日(大暑)から8月23日(処暑)の1ヶ月間、全国規模で行われています。
江戸時代から、夏は打ち水で涼風を楽しみました。
実験すると、打ち水をした後は、地表の温度が2度から3度は下がります。
今年も、子どもたちと一緒に打ち水をしました。
その後、シャボン玉を飛ばしますと、シャボン玉が勢い良く上空に向かって上がっていきました。
これは、「気化熱」によって地面の熱が大気中に逃げていくので、下から上へ空気が移動します。そのためなのです。
「気化熱」とは、水が気体になるときに周囲から吸収する熱のことです。水が蒸発するためには熱が必要になりますので、温度が下がるのですね。
そんなことを子どもたちに説明しながら、童心に返って、水をまき、シャボン玉で遊び、、、、、ひとときながら、政治のことを忘れて、のんびりしましたよ。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。