「人生、ここにあり!」国会試写会のご案内
(映画「人生、ここにあり!」のパンフレットから。)
イタリアでは、1978年にバザリア法(精神病院廃絶法)が制定され、次々に精神病院が閉鎖されました。そして、病院に閉じ込められていた患者さんたちを社会で暮らし、仕事が持てるように地域に連れ戻しました。
バザリア法とは精神保健福祉の世界での改革者であったバザリア医師の名前がつけられた法律です。
映画「人生、ここにあり!」はミラノの精神科病院を舞台にした実話を映画化したものです。患者さんたちで、協同組合を作り、社会復帰を進めていくストーリーですが、患者さんの自殺や多くの困難を乗り越えながら、ついには、反対派の病院長までもが、バザリア法の趣旨に納得し、応援するようになります。
社会派の映画ですが、監督のジュリオ・マンフレドニアはコメデイの大家であり、笑いあり、涙ありの映画としても、とても素敵なイタリア映画です。
(映画のパンフレットの1場面です。)
来る5月28日(火)の午後5時から、衆議院第1議員会館の1階にある国際会議室にて、この映画の試写会を行います。
主催は、公益社団法人「全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)」。冒頭、同会の川﨑洋子理事長から、日本の精神保健の現状などについてのお話もあります。
お問い合わせはこちらまで。http://seishinhoken.jp/
国会内の試写会なので、国会議員の紹介が必要。私の事務所で業務をやらせていただいています。
なざかと言いますと、話せば長くなるのですが、、、。
精神障がい者の社会復帰を実現した和歌山の「麦の里」に、浪人中にご縁をいただき、施設の皆さんと仲良くなりました。
その麦の里を舞台に映画「ふるさとをください」が製作されました。2007年のことです。
国会でも試写会が行われ、1000ヶ所を超える上映会が実現しています。2007年にはまだ落選中の私は国会試写会には行けませんでしたが、、、。
そのような麦の里とのかかわりの中で、今回の上映会の事務局を勤めさせていただきことになりました。
素晴らしい映画ですので、1人でも多くの方に観ていただきたいものです。
この夏、東京のシネスイッチ銀座や大阪の梅田ガーデンシネマなどの映画館でも公開されます。
ぜひ、お出かけください。