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2011年5月5日

第45回日米国会議員会議に参加して。

 今日は、終日、米国の国会図書館の会場で、超党派の日米国会議員会議。

 日本側は、自民党の大野功統代議士、民主党の藤田幸久参議院議員を共同議長として、計8名のデレゲーション。米国側は、民主党のMr.Jim McDermottと共和党のMr.Tom Petriを共同議長として8名の下院議員とDr.Mike Mochizuki とDr.Henry Nauの両教授が参加。

 朝8時から開始。?日米の国内政治、?経済と貿易問題、?北朝鮮と中国問題、?リビアと中近東の問題。で午後5時半まで討議。

 その間、前上院議員協会主催のランチを上院議員会館で食べました。国会図書館からは歩いて10分程度。朝からの雨が止んで、緑の中をあるいて気分転換。キーノートスピーカーはティーパーティー運動で当選したMike Lee上院議員。

 「財政再建をしなければいけない。小さな政府で健全財政を!」との主張を力強くされていました。

 日米国会議員会議でも、共和党、民主党関係なく、財政再建の問題が熱く語られていたのには、いささか驚きました。ティーパーティー運動ほど単純ではないですが、健全財政の必要性が選挙の争点になるとのこと。

 共和党も民主党も、それぞれ相手の党の大統領で財政赤字を増やした事例をこき降ろしていました、、、苦笑。

 ちょうど、5月2日にオサマ・ビン・ラディンが米軍の特殊部隊に殺害され、その直後に米国に入ったので、その話で持ちきりです。

 全米は、まるでお祭り騒ぎで、私たちがワシントン入りする前の晩には、ホワイトハウス前でも群衆が大勢集まってお祝いしていたようです。

 これには、私たち日本人は違和感を持ちます。たとえ、彼らの言う「現在のヒットラー」に匹敵する悪い敵だとしても、復讐で人を殺して喜ぶという姿勢には抵抗を感じます。

 さすがに、米国側の国会議員や大学教授は冷静でした。今回の特殊部隊での急襲とその後のオサマ・ビン・ラディンの水葬が、テロリストたちにどのような影響を与えるのか、予断を許さないとの立場です。

 テロリズムを無くすのは、復讐攻撃ではないはずいです。貧しさをなくし、雇用を確保することが、長い目で見て、テロ撲滅の近道だと考えます。

 そして、豊かになった国では、アメリカ文化やアメリカ製品に好感を持つことになります。

 ジャスミン革命から始まった独裁者の政治の終焉は、中近東の民主化を意味しますが、その前の政権が親米だったことに比べると、イスラム原理主義の政権ができて、国自体は反米になる可能性もあります。

 通訳なしの討論会も、無事終わり、有意義な議論ができてホッとしています。

国防大学における危機管理セミナーに参加して。

2011年5月4日

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ワシントンでの活動。

2011年5月6日