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2011年4月28日

佐藤栄佐久前福島県知事

(パネルデスカッションの模様。左から、下村満子さん、佐藤栄佐久前福島県知事、田原総一郎さん&岸本周平。)

 昨日、パネルデスカッションに出演しました。メンバーは下村満子さん、佐藤栄佐久前福島県知事、田原総一郎さん&岸本周平。

 佐藤前知事は、福島県知事を5期18年務め、06年に収賄疑惑で辞職、逮捕されましたが、無罪を主張し検察と戦っておられます。在職中から、政府の原子力政策に異を唱え続けてこられました。

 「特に、福島原発でのプルトニウム(使用済燃料から再処理により回収される核燃料)を使った発電には最後まで反対。知事が交代してはじめて、プルトニウムを使うことが可能になった。

 そのプルトニウムを使ったMOX燃料(プルサーマル)が今回の第1原子力発電所の第3号機で使われていることは、事故当時マスコミに報道されることはなかった。」

 今では、種々報道されています。http://www.j-cast.com/tv/2011/03/18090779.html

 このパネルでは、田原さんがインタビュアーになって、もっぱら佐藤前知事のコメントをお聞きすることになりました。下村さんからはマスコミの報道の問題点、私からは、原子力安全委員会と資源エネルギー庁原子力安全・保安院の関係など事実関係をコメントしました。たとえば、東電が先日発表した「工程表」は保安院はチェックしたが、安全委員会はまったく関与していないことなどです。

 使用済みの核燃料を再処理し、核分裂性物質を抽出し、これを再び、核燃料に使うという一連の循環過程を核燃料サイクルと言います。高速増殖炉という技術を使って核燃料サイクルを行うと資源の節約になるということで、日本でもその実証炉を着工する予定でしたが、現在、まったく目処が立っていません。フランスでは1997年に実証炉計画そのものが断念されています。

 佐藤前知事は、「当初、原子力発電そのもに反対ではなかったのだが、「原子力発電所における自主点検作業記録にかかる不正問題」への政府の対応が不誠実だったために、徐々に原子力政策に不信感をいだくようになったのだ。」と上記の説明を交えながら淡々と語っておられました。

 参加者も多くの質問を投げかけて、予定の時間を大幅に超過して、パネルはお開きになりました。

 なお、被告人の立場の佐藤前知事をパネルにお呼びしたのは、このブログで私がいつも書いているように、裁判が終結するまで「無罪の推定」がありますので、何ら問題ないという主催者側のコンセンサスに基づくものです。

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