これからの政治課題
国会開会は来週24日。なので、今週前半は和歌山での活動です。
普段、行けない企業関係へのあいさつ回り。そして、夜は、新年会のはしご。
どちらも、久しぶりにお会いする皆さんに、ごあいさつできるチャンスです。
その合間に、今、ホームページの作り替えをしています。
今のホームページは6年前の最初の選挙の際に、急ごしらえでつくって、その後、継ぎ足してきたものです。そろそろ、きちんと整理しなければと、、、作業中、、、汗。
その作業の中で、政策を整理しています。
細かな政策も大事ですが、それよりも、サンデル教授の「正義論」ではありませんが、そもそもの基本的な考え方を整理しなければいけないと思っています。
日本は今でも、世界第3位の経済大国です。それなのに、国際機関や大学の調査によれば、日本の国民の幸福度はかなり低くランクされています。
また、2007年のユニセフの調査によれば、「孤独を感じる」と答えた15歳の割合は先進国でダントツの1位。2位のアイスランドの2倍以上になっています。
幸福度が低い、そして子どもが孤独だと感じる国、日本。
こんな国家ブランドは願い下げですね。
子育て支援や、少子化対策を考える際にも、「幸福感」という物差しが必要だと考えます。つまり、親、特に女性の皆さんが、イキイキと生きていける社会の仕組みづくりをどうするかを考えるべきです。
日本の女性は子育ても介護も家事も何もかも一人に押しつけられる度合いが、他の国より高いのです。
子どもが、「幸福感」をもって育っていけるかどうかには、お母さんの「幸せ」の状態が大きく関わると思います。
子育て支援や、少子化対策には、母親が一人の人間として幸せを感じながら日々生活できているのかどうかという総合的な視点が必要です。
国民が幸せを実感できる国をつくること。そのためにこそ、細かな政策があるべきです。これは、「言うは易く、行うは難し」です。
政調会長補佐として国家戦略室の担当をしている今、再度、このような視点から政策づくりをすべきだと自らを戒めています。