NPO議員連盟、総理官邸へ!
(総理官邸で菅直人首相に提言書を渡した、超党派のNPO議員連盟。左端が事務局次長の岸本周平。)
本日、午前11時から総理官邸に行きました。
私が事務局をしている超党派の「NPO議員連盟」の幹部勢ぞろいで、菅直人総理に「NPO税制の改正」提言をお渡しするためです。
今から、20数年前の中曽根康弘総理時代の官邸に勤務していたことは、このブログでも書きました。当時の官邸は、今、公邸として使われています。
総理秘書官の補佐役として、働いていました。徹夜の作業も多くて、よく泊り込みました。その時には、衛視さん用のお風呂に入れていただいたり、衛視さん達とは本当に仲良くしてもらいました。
今でも、当時の衛視さんが残っておられて、1年生議員の割には、彼らには「特別」に扱っていただいています。人間関係はありがたいものです。
今日も、担当の衛視さんが当時の仲間だったので、開始前には昔話に花が咲きました。
「NPO法人の税制支援に関する提言」は、認定NPO法人への寄付金の50%が税額控除されること、その認定NPO法人の要件を大幅に緩和することなどが盛り込まれています。具体的には、寄付収入が全体の五分の一という要件のほかに、1年間に3000円以上の寄付者を100名以上集めることという絶対要件を入れることです。
メンバーは、ほんとうに全政党です。民主、自民、公明、みんな、共産、社民、国民、日本の各党から代表者に来ていただきました。新党改革はお二人しかいないので、役員を出すことはできないが、主旨には賛成とのこと。まさに全会派そろい踏みです。
来年の通常国会では、全会派賛成の法案として審議いただけることが期待できます。「議員立法でやろうや!」という声もありました。
菅直人総理もNPO法以来のご縁があって、特別の思い入れがある旨のご発言がありました。この提言の方向で政府税調で議論していくとのお答えをいただき、皆さん、大いに溜飲を下げました。
ねじれ国会ではありますが、基本的に国民のため日本国のためになることは超党派で即断即決していくべきだとの思いを、再確認できた日でした。