民主党税制改正プロジェクトチーム始動!!
(ベルギーからシャルル・ドゴール空港への移動はフランスの新幹線でした。)
今日は、欧州経済金融調査から帰国後、初めて上京。議員活動にフルスロットル。
午前9時半から、税制改正プロジェクトチーム(PT)の役員会。座長は五十嵐文彦議員、事務局長は尾立源幸議員、私は事務局次長に任命されました。
2011年度税制改正に向けた議論のスタートです。
税制改正の焦点は、地球温暖化対策税、納税環境整備、相続税の見直し、寄付金税制の見直し、法人税率の引下げ、所得控除の見直し、などなど重要課題が目白押しです。
午後1時からは、全議員参加の民主党税制改正PTの第1回総会が開かれました。
これから、11月末まで、連日、税制改正の作業が行われます。
同僚議員は「事業仕分け」にも参加していますが、税制改正PTの役員をしていると、とてもそこまでの時間的余裕がありません。
私は、税制の専門家として、思い切り働く覚悟です。
何としてでも、公平、透明、納得の三原則と財源確保の要請を満たす税制改正にしなければなりません。
1年でも早く、財政再建をしなければ、後の世代に重い負担を先送りすることになります。
今のままでは、2010年代後半に、日本の家計貯蓄率は確実にマイナスになります。
そうなれば、国内の資金だけで国債をまかなうことができません。
もう残された時間はありません。
今すぐ、消費税を引き上げる状況ではありませんが、歳出の見直し、公務員人件費の削減、国会議員定数の削減などと合わせて、公平な税制改正をすることで、そのための準備ができます。
若い頃、主税局の課長補佐として参加していた自民党税制調査会。そこでは、政治家が専門的な議論をしていました。
民主党の税制改正PTに政治家として参加できる幸運をかみ締めながら、国民の生活が第一をモットーに頑張ります。
その時々の内容は、このブログを通じて発信してまいります。