駒野友一選手!胸を張って帰国してほしい。
29日、というか日付は30日にまたいでいましたが、日本対パラグアイの試合は日本中が観戦。決勝トーナメントに出られたこと、素晴らしかったですね。
私の世代は、20年前の「ドーハの悲劇」からJリーグが育っていく過程を見守ってきました。
私は小学生から柔道を習いましたが、多くの同級生は野球でした。私の息子は小学生の時、中野区の少年サッカークラブに入ります。彼を連れて、よくJリーグの試合を見に行きました。そんな時代背景です。
サッカーの専門家ではないので、試合に関してはコメントするわけにはいきませんが、手に汗を握る緊迫した試合でした。素人目には、しかし、日本もパラグアイもミスの多い展開だったと思います。
そして、PK戦で決着。
和歌山県出身の駒野友一選手のボールがバーに当たった瞬間、誰もが残念に思ったことでしょう。同郷人として、駒野選手をずーと応援していました。
彼がゴールを外した時、私は、「すごいショックと後悔の念に落ち込むだろうが、どうか立ち直ってほしいものだ。」と、そのことばかり考えていました。
それこそ、夢の中でもあのシーンが出てくるはずです。
私も、これまで1回目の選挙の落選だけではなく、いくつかの失敗を繰り返してきました。しかし、サッカーはチームプレーだけに、彼のショックは想像を超えています。しかも、舞台はワールドカップです。
しかし、チームとしては延長戦が終わるまでに勝てなかったのですから、駒野選手が責任を感じることはないと思います。
オシム前監督は「もう少し勇気があれば」と今朝の朝日新聞にコメントを載せていました。
「PKを失敗した駒野を責めないでほしい。駒野も自分を責めないように。PK戦はサッカーではない。」と。
この文章を見た瞬間、涙が出てきました。
駒野友一選手!胸を張って帰国してほしい。
少なくとも、ふるさ和歌山の私たちは、あなたを誇りに思っています。みんなで、あたたかく迎えますから。笑顔で帰ってきてください。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。