インターネットエコノミー推進のための日米パートナーシップの実現に向けて
国会閉幕。
今日は、たまっていたアポイントをせっせとこなしました。
午前中、長浜博行厚生労働副大臣に面会。先輩の市村浩一郎衆議院議員と二人でお邪魔しました。
インターネットでの一般薬、風邪薬や便秘薬などの通販禁止の解除をお願いしてきました。マニフェストの規制改革研究会では、この項目が入ったのですが、最終的には削除されました。薬の対面販売の重要性を主張するグループとの綱引きでした。
副大臣からは、論争点が多かったので、マニフェストには載らなかったが、参議院選挙後に再度検討しましょうとのお約束をいただきました。
午後は、慶応大学SFC研究所とアメリカ商工会議所共催のシンポジウム「インターネットエコノミー推進のための日米パートナーシップの実現に向けて」にパネラーとして参加。
http://gie.sfc.keio.ac.jp/sympo100617/index.html
内容はツイッターで同時中継しましたので、ごらん頂いた方も多いと思います。
http://twitter.com/shuheikishimoto
昨日、原口総務大臣とヴアヴエア米国国際情報通信政策担当大使の間で、インターネットエコノミーに関して局長級の政策対話を行うことで合意ができました。
もともと、ヴアヴエア大使来日に合わせて、慶応大学の金正勲准教授が企画されていたシンポジウムでしたが、日米政策協力合意ができた翌日と言うタイミングになりました。
大使と村井純慶応大学教授が基調講演。
お二人の趣旨は、「インターネットは競争を促進する。ビジネスはリスクを取って挑戦するもの。その意味では、ともに親和性のあるもの。商業ネットワークのセキュリティーの高度化やネットワークの中立性、通信の自由などの分野で日米協力を進めよう。」というもの。
私は、大使には、政策対話でのお願いをしました。
「周波数の国際的なハーモナイゼーションをせずに「ガラパゴス化」を進め、電波オークションなど、まったくやる気のない日本政府に、アメリカの成功例を示してプッシュしてほしい。また、グーグルの検閲をするような政府には日米でネットワークの自由をの重要性を説明すべき。」
村井教授には次の質問をしました。
「インターネットで風邪薬も買えない日本にインターネットエコノミーの未来はあるのか?」
お二人ともに、問題意識を供するとのお答えをいただきました。