鳩山総理についての私の考え
社民党の連立離脱で鳩山内閣も揺れています。
マスコミでは「鳩山総理退陣の動き」などの見出しが躍るようになりました。
内閣支持率も下がってきています。
参議院選挙を控えて、議員、候補者の陣営は動揺しています。私も落選の経験がありますのでその気持ちは痛いほどよくわかります。
しかし、選挙に負けそうだから、トップの首をすげ替える、、というのは私にはどうしても納得がいきません。
民主党の国会議員は全員、昨年の指名で「鳩山由紀夫」と書いたのです。誰を選ぶかについては、私たちに大きな責任があります。間接民主主義とはそういうものです。
普天間の問題をはじめ、現政権に不手際があったことは事実です。
政権発足8ヶ月。不慣れな政権運営の中で、できたこともあれば、うまく運べなかったこともありました。
私は1年生議員ですが、財務金融委員会の理事となりました。この8カ月で「国家財政を考える会」を立ち上げたり、いくつかの法案成立についての成果をあげることができました。しかし、総理の側近であったわけではありませんから、政権運営の詳細は伝わってきていないというのが事実です。
だからと言って、私に責任がないわけではありません。
鳩山総理を支えるべき私たち与党の国会議員には、全員責任があります。
それらも含めて、参議院選挙で国民の審判を仰ぐべきです。
逆風が吹く選挙は覚悟しなければなりません。
鳩山総理が責任を取るべき時は今ではありません。私は選挙の結果に対してこそ責任をとるべきだと考えています。
今は、どんなに批難をあびせられようとも、なじられようとも、国民のために、引き続きやるべきことを一つでも前に進めていくことが一番大事なことなのではないでしょうか。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。