雪の山
(初雪の阪和高速道路風景。撮影by岸本周平)
金曜日は和歌山も初雪でした。金曜日には、陳情のため日帰りで上京しました。この写真は、関西空港へ向かう高速道路での風景です。県境の孝子峠を越えてすぐの泉南の山々です。
民主党も道路がすべて不要だなどと言っているわけではありません。有田から御坊までの4車線化は緊急に実施すべきです。また、第二阪和国道の整備も、これまで遅れてきたこと自体が許されることではないと思います。二順目の国体までには京奈和道路も完成させなければなりません。
国土交通省で、大臣政務官に直接お目にかかって、お願いをしてきました。来週月曜日は馬淵副大臣のところにお伺いして、お願いしてきます。
しかし、予算というものは、実は要求段階で勝負が決まってしまう部分があります。増査定は今は、なかなか難しいですから。私が主計局で予算を担当していた頃は、私が必要だと判断した場合は、要求以上に予算をつけることがよくありました。要求官庁の会計課を通る時に、各局や各課のバランスを見て大胆な要求ができないことがあります。
担当者の説明を聞いたり、現場をみたりして、必要なら要求を上回る予算をつけてもかまわないのです。ただし、その分は他の予算を多めに削ります。病院建築関係の予算は、どうしても標準的なものになりがちです。しかし、10年も経つと必ず手狭になります。当時の国立病院の新設案件は、よく調べた上で増査定をしました。
第二阪和も京奈和道も、要求段階から絞り込まれていますので、財源の無い中、増査定は望めないでしょう。23年度の要求段階から増額していただけるよう、今から根回しをしています。
政権交代したばかりで、初めての予算編成をするわけですから、政務三役も不慣れな部分はしかたありません。しかし、国民の皆さんはそうそう気長に待ってくれませんから、23年度の予算編成はしっかりとプロとして編成できるように頑張りたいですね。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。