今日は母の日
(花屋さんの店先です。私が買ったカーネーションの鉢植えです。)
今日は母の日です。私の母は昭和4年生まれです。戦争中に女学校の生徒として、工場での勤労奉仕をした戦中派です。子供のころ、苦労話を聞いたことがあります。
貧乏絵描きだった父と結婚し、私と妹を育て上げてくれました。父は大正10年生まれで、戦争にも行ってます。明治生まれのようなガンコ親父でしたので、子供の時は、たいへん厳しくしつけられました。
父の言によれば、ルソーの教育書「エミール」に拠って育てたとのことで、幼い頃は、今で言う「体罰」を毎日くらわされました。
その一方で、母はたいへんやさしくて、大きな声でしかられたことは一度もありません。父にしかられると、いつも母の背中にかくれました。私にとって、母親というのはそのような存在でした。そのおかげさまで、ぐれずに育ちました。
スーパーマーケットなどで演説しながら見ていますと、小さなお子さんに向かって、声を荒げて、感情的にどなっている若いお母さんがいます。
「私のおかあさんはそんなことが全くなかったなあ、、、。」と感謝の思いでいっぱいになります。おかげで、子供の頃は、のんびりしたおとなしい子供だったようです。
あまりにも私が内向的な子供だったので、父が心配して、小学校に入ってから、町の藤村道場で柔道を習わせてくれたそうです。
読者の皆さんには、私が本来内気で、おとなしい性格なのを無理して、街頭に立っていることをぜひともご理解ください(笑)。
それはさておき、和歌山に戻ってから、毎年母の日には鉢植えのカーネーションを母に贈っています。何しろ、花束よりも長持ちしますから、、(苦笑)。
中学の同級生が花屋さんなので、この写真のカーネーションを買って、昨日持って行きました。特別サービスで花かごを付けてもらっちゃいました。おおきにやで!
母は何も言いませんが、財務省からトヨタ自動車に移籍するまでは、世間的には「優等生」の良い子だったのに、すべてを捨てて、選挙に出て落選。4年間浪人している息子のことは心配でしょう。その意味では、今、私はたいへんな親不孝者です。申し訳ありません。
それでも、自分の志を曲げずに、勇気を持って政権交代という目標に挑戦できる今の私の人生に感謝しています。
どうか心配しないでください。そして、ずーと長生きしてください。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。