オープンガーデン2
(支援者のお宅の素敵なお庭です。撮影:岸本周平)
オープンガーデンのブログを読まれた支援者のお一人から、「和歌山市に登録はしてへんけど、我が家の庭とかご近所のお宅もお花できれいやで。見に来てね。」とのお電話をいただきました。
その方がお留守なのは判っていたのですが、近くに行きましたので、お庭に入る許可を携帯電話でいただいての撮影となりました。ほんまに、少し気をつけて見ると、和歌山市内にはきれいなお庭のお家が多いです。
それはさておき、昨日いただいたコメントにお答えします。大阪府の橋下知事の今の厳しいやり方をどう考えるかと言うことですね。
行政のプロととしては、橋下知事のやり方はかなり無理があると思います。あまりにも急激な変化は、行政のプロセスにはなじまないということもあります。しかし、政治家の卵としては、別の見方をしています。
私の想像ですが、彼はマキャべリの「君主論」をお手本にしているのです。「君主」になったら、まず最初に「残酷」なやり方をするが、その後はその手は使わないのがベストであるというのがマキャべリの教えです。そうすると、最初の「残酷さ」との対比で慈悲深い君主に思われるのです。逆に「残酷さ」を小出しにした君主は必ず失敗すると言うのです。
ですから、橋下知事は就任後1年間は徹底的に厳しい政策にトライして、府庁の職員や市町村長を「ビビラして」、可能な限り改革を行う腹です。今週の会議での市町村長の反発は想定内だったと思います。もっとも、そこで泣いたらいけませんけど。
そうして、2年目からは現実路線に移行して、人心を掌握する作戦のように思えます。もしも私が橋下知事のように行政経験のない素人の新人知事ならそのように考えるということですが、、、。
ちなみに、橋下知事の改革が成功すれば、短期的には大阪の景気は相当悪くなりますが、長期的には財政再建の第一歩となるでしょう。これも想像ですが、彼は2期目に出馬する気はないはずです。2期目を目指す首長さんには改革はできません。なぜなら、2期目を考えた瞬間に敵を作れなくなるからです。
私たちのために。
私たちの子供たちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。
そして、信じられる政治を創るために。