冬はやはり寒いっす。
(柔道会館での寒稽古の様子:撮影岸本周平)
昨日から、駅頭での街頭演説を再開しました。南海電鉄和歌山市駅での朝立ちは6時半から立ちましたが、途中で雨になりました。ホカロンで完全武装しているのですが、やはり寒かったっす。風も強くて体感温度が低く感じられました。
今日はJRの和歌山駅に行ってきました。風はなかったのですが、深々と冷え込む感じです。昼から暖かくなったので、「なーんだ。」という感じです。でもまあ、何ですね。三が日、紀三井寺と日前宮に立ち続けたのが、けっこう自信になっていますね。最後まで、背筋を伸ばして新年のごあいさつができました。
しかし、季節感があるというのは有難いことですよね。私が子どもの頃は、和歌山も冬は寒かったし、雪もけっこう降って、年に2,3回は雪合戦もできました。
地球温暖化の影響おそるべしです。駅の朝立ちから、温暖化の話に飛んで恐縮ですが、「ポスト京都」の枠組み作りでも、日本の存在感が全くありません。ワシントンポストが先週、環境問題の特集を組みました。その記事の中で日本への言及が全くありませんでした。日本に関係する言葉は、京都議定書を意味する「Kyoto」だけですから、残念です。
12月のバリ島での国際会議でも、日本は環境問題に最も関心のない国として批判されています。また、日本の経済界も二酸化炭素排出権取引の国内市場整備に反対しているだけで、後ろ向きです。市場整備に関してヨーロッパはもちろん、おそらくアメリカにすら遅れを取ることになるでしょう。
私が10年前に財務省国際局のアジア通貨室長としてアジア各国を走り回っていた頃は、まだ日本の存在が大きかったように思います。こちらが課長クラスでもアジア各国の大臣や次官クラスと直接、仕事ができました。とても大事にしていただきました。一昔前にはアメリカから「ジャパン・パッシング」とか「ナッシング」などど、からかわれましたが、今では世界中からそのように言われているのが悔しくてなりません。
今日は、朝立ちの寒さから話が飛躍して失礼しました。