田園風景
(和歌山市内の田園風景:撮影岸本周平)
すんません。今日も暑かったです!もう田んぼは稲刈りの季節です。あと1,2週間で稲刈りも終わるでしょう。一日中、走り回っている時も、ふっと息を抜くと写真のような風景の中にいる自分を発見します。
昨日の続きになりますが、ともかく和歌山市は緑!緑!なんです。目が疲れないのも緑のせいだと確信しています。ミニ集会でお会いする方々も和歌山が大好きなことが判ります。
こんなに素敵な和歌山市ですが、財政問題の暗雲が将来をおおっています。和歌山市が第2の夕張市になるかどうか、10日から市議会も始まります。下水道料金を4割引き上げ、市役所の管理職の給与カットなどが議題に上るようですが、それで解決できるかどうか、みんなで話し合いましょう!
これまでは、一般会計の赤字だけで、財政破綻を判断していたルールが突然変わりました。下水道や、住宅団地の造成などの特別会計の赤字も加えて財政状況を判断するようになったのです。明らかに、中核都市の中で、成績の最下位である和歌山市を狙い打ちにした改正です。他の都市に対して、和歌山を見せしめにする政府の意図が見え見えです。
お役人さんたちにとっては机上の空論ですみますから、住民税がさらに倍になろうとサービスが半分になろうと知ったことではありません。その町で生活している人の感情をどう思ってるんでしょうか?そんな実験台に私たちのふるさとがいけにえにされるのは許されません!
かく言う周平も、2年前まではひょっとしたら、同じような判断をしていたかもしれません。夕張市のように一つの「実例」を示して、全体が良くなればコストは安くてすむと考えていたかも?!絶対に違います!生身の人間が住んでいるんですよ!その意味で、夕張市の例には反対です。若い人は引っ越せても、お年よりはそうは簡単に引っ越せないんですから。
私は、今後の政治生命をかけて、和歌山市の財政破綻はもとより、再建団体への移行にも反対します。