和歌山県知事 岸本周平 official website

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2007年5月13日

和歌祭り


      (和歌浦漁港での打ち上げ―遠くに見えるのはマリーナシティー)

 本日は和歌浦の有名なお祭りである「和歌祭り」の日です。江戸時代の1622年から始まった由緒あるお祭りで、古くは日本三大祭りともされていました。今は、徳川家康の命日である5月17日に近い休日に行われています。

 昔から伝わる芸技種目のほか、力士や武者などの行列もあります。昨年はよろいかぶとを着て、武者行列に出ました。この甲冑が30キロばかりあって、去年は腰を痛めました。今年は筋トレをして、参加を楽しみにしていたのですが、ちょうど、友人の社葬と重なったので、急きょ代役をお願いして社葬の方に出させてもらいました。

 私は、午前中の神輿おろしを少し見せてもらい、ご葬儀に。その後、再び、和歌浦に戻り、和歌浦漁港で行われた和歌祭りの打ち上げに参加させてもらいました。とても良いお天気で素晴らしいお祭りになりました。何より、400年近く続いているお祭りですから、誇りに思います。

 和歌山は万葉の時代から、数々の伝承と歴史の宝庫です。和歌浦はまさに、万葉集で山部赤人が詠んだ「わかの浦に潮みちくれば潟をなみ葦辺をさしてたず(鶴)なきわたる」と歌われた場所ですが、江戸時代には徳川御三家のひとつでもあり、歴史や文化はそうとう自慢できるものがあります。昔の栄光にすがっているわけにはいきませんが、和歌山の歴史を勉強して誇りを持つことから、「街づくり」が始まるのではないかと

和歌浦「朝とれ夕市―おっとと広場」

2007年5月12日

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和歌祭りの余韻

2007年5月14日