2021年4月22日
和歌山県と和歌山市のワクチン副反応対応
和歌山県の医療従事者へのワクチン接種状況は、4月21日現在、15,371回(内2回目8,032回)。副反応は53件、内アナフィラキシーは5件です。
県内の医療従事者は約3万7千人ですから、約2割の接種率になり、前途遼遠の感があります。
和歌山市内のクリニックの医師に聞くと、自分の順番は5月中旬頃になると言われているとのことでした。
今後、高齢者の接種が本格化する前に、医療従事者の接種が終わらないようでは本末転倒です。
海外では、まず医療従事者に優先接種、その次は老人施設に居住する高齢者、そして高齢者とエッセンシャルワーカーの順番が常識です。
発熱や倦怠感の副反応は2回目では4割から6割とかなり高くなります。
仕事を休む必要も出てきます。
和歌山県庁と和歌山市役所に聞いたところ、ワクチン接種の副反応で休んだ場合、正規職員は有給休暇になります。
しかし、非常勤の職員さんは無給の休みにしかならないそうです。
非常勤とは言え、県庁や市役所の職員さんは積極的にワクチン接種が期待されます。それなのに、副反応で休んだら無給扱い。
非常勤の職員さんも濃厚接触者になって休んだ場合は特別休暇で有給になるそうですから、納得がいきません。
強く改善をお願いすると同時に、政府にも働きかけをしていきます。