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Blog活動ブログ

2007年1月24日

ぜいたくは敵だ


 鉄人29号さんのコメントにお答えします。年末年始は、落選中の候補者にとっては稼ぎ時なので、封切映画を観にいくゆとりはありません。それでも、何とか昨年は「男達の大和」を観ましたが、今年は観てません。家で観ようと、アメリカのアル・ゴア元副大統領の「不都合な真実」の英語版DVDを入手しましたが、残念ながらまだ観ていません。2時間くらいの時間を作れないことは、ほんとうに情けないことなのですが、ミニ集会や新年会優先になってしまいます。

 東京にいる頃は、毎週1本は映画を観ていましたので、フラストレーションがたまります。経済産業省のメディア・コンテンツ課長の時は、映画産業も担当していましたので、「仕事」として試写会に通っていました。その頃は毎週、2,3本は観ていましたから、映画を観ない生活は辛いですね。スキューバダイビングも、この1年半、全くやっていません。これは、当選後の楽しみに取っておきます。

 読書量も格段に減りました。選挙に出る前は、1日1冊くらいのスピードで読んでいましたが、今は、東京に出張する時、往復の飛行機の中で読むだけです。先週は、たまたま、2回出張しましたので、何冊か読めました。

 山田昌弘著「新平等社会」、文芸春秋、2006年9月:昔、著者の「希望格差社会」を読んでいましたので、興味がありました。「格差問題」は「貧困問題」であると言うヒントをいただき、知的刺激を受けたので、半年振りの「周平政策の窓」をHPに書くことができました。

 船井幸雄著「本物になるクセづけ」、海竜社、2006年10月:これは、船井財産コンサルタンツの社内研修で上京したとき、平林社長からいただきました。帰りの飛行機で一気に読みました。明日をも知れぬ浪人生活をしていますと、今までは手に取ることもなかった「人生訓」の本も身につまされることが多いです。素直に読むことができるようになりました。

 今は、山本七平著「山本七平の武田信玄論」、角川書店、2006年12月を読んでいます。今年のNHK大河ドラマの背景がよく分かる本です。そのために、復刻出版したのでしょうから、角川さんも商魂たくましいですね。ちなみに、学生時代からこれまで、山本七平さんの著書は全部読んでいます。
 
 政策を考えるためにも、読書は必須ですが、映画は「ぜいたく」ですね。当選までは「ぜいたくは敵だ!」です。

 

由良の興国寺

2007年1月23日

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民主党鉢呂吉雄選対委員長

2007年1月26日