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2007年1月9日

えべっさん


 今日は新年のあいさつ回りの合間に、「えべっさん」に参ってきました。事務所の近くにある水門吹上神社が和歌山市では「えべっさん」の本格派です。普通「みなと」神社と呼ばれています。水門を「みなと」と読みます。この神社の面している通りは「水門筋」(みなとすじ)と言います。

 えべっさんは、9日が「宵戎(よいえびす)」、10日が「十日戎(とおかえびす)」、11日が「残り福(のこりふく)」と呼ばれます。有名なのは「西宮戎(にしのみやえびす)」と、大阪の「今宮戎(いまみやえびす)」です。

 えべっさんは七福神の一人で、もともとは持ち物の釣り竿と鯛からも分かるように海の神様ですが、農業や商業の神様としても信仰されています。今では商売繁盛のお祭りとして、関西の新年の風物詩です。関東の商売繁盛の祭りとしては酉の市があります。こちらは日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祭っています。

 和歌山市内でも紀ノ川の河口に近い水門筋の水門吹上神社にえべっさんが祭られているのも、海の神様であることと関係あるかもしれません。私の事務所は商売をしているわけではありませんが、できるだけ大勢の人々にお会いできる「繁盛」がたいせつです。えべっさんには「ミニ集会の繁盛など今年一年、一人でも多くの有権者にお会いできますよう。」とお祈りをしました。

 神社の周りには、たくさんの屋台が出ており、それはにぎやかなことでした。入口の近くに、砂山地区と雄湊地区の婦人会の皆さんが、「のし飴」を売っておられたので、別々に千円の「のし飴」を買いました。子どもの時の思い出として、この「のし飴」のピンクと白のコントラストと「のし」の形が印象深く残っています。

 最後に婦人会の皆さん全員と握手をして、記念写真を撮りました。現像した写真は後で、お届けに上がります。人の集まるところに顔を出すという落選中候補者のルーティンワークをひとつこなしてきました。

 

初釜

2007年1月9日

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えべっさん2

2007年1月10日