2007年1月9日
初釜
昨日は柔道の寒稽古、朝礼の後、新年会をいくつか回り、夕方になって、林和世先生のお宅の初釜に参加しました。昨年から弟子入りをさせていただき、毎月2回、稽古をしています(予定なので、、、まあ月に1回ですかね)。
初釜は茶道部に入っていた大学時代以来で、しかも正客をさせていただいたので、最初は緊張しました。林先生のところでは、三回に分けてなさるのですが、最終回は人気があって、15人(ほとんど男性)も一堂に会しました。
お濃茶をいただき、お薄も頂戴しました(写真)。その後、懐石をいただきながら、なごやかに懇談しました。林先生のお人柄で、あまり杓子定規なことにこだわらず、おおらかに楽しくお茶をいただくことが常です。初釜も同じように、心から落ち着いて、すぐに楽しめました。
お道具の良し悪しなど、私には全く分かりませんが、正客として、林先生に教えていただくと、紀州の殿様のおつくりになったお茶碗や、由緒のあるお道具でもてなしていただいたことが分かります。「何百年もたいせつにされてきたお道具でおもてなしするという気持ちが大事なんだろうな、、、。」というくらいはぼんやりと分かりました。
次の日程がありましたので、お酒をいただくことができなかったのが残念です。来年は、最終回にエントリーして、思う存分、飲ませていただくつもりです。私を林先生にご紹介いただいた兄弟子の梶岡良造さんも「車なので、、、」と例年に無く(?!)飲まれず、来年に期することにしました。