2006年11月1日
和歌山県庁トンネル談合事件
今日、和歌山県の水谷聡明出納長が起訴されました。これまで、和歌山県庁の談合事件は捜査の段階でしたので、このブログではあえてコメントしませんでしたが、一言コメントします。
出納長が起訴された事に関して、木村知事には県民に対して、ご自分のお言葉で自ら説明責任を果たしていただきたいと思います。これまでの対応では、十分な説明責任を果たされたとは言えません。一方で、制度上チェック機能を期待される県議会の責任も問われるべきだと考えます。
私は民主党の和歌山県議団を通じて、臨時議会の召集を求めていきます。県議会の場で、超党派で木村知事の説明責任を厳しく問いただしていきます。県民は、真実を知る権利があります。そのことを実現できるのは、県民に選ばれた県議会です。
和歌山発のニュースは不名誉なことばかりが続きます。今回の事件はある意味で良いチャンスですから、すべての県政の関係者を含めて、徹底的に「ウミ」を出し尽くすことを検察庁に期待します。しがらみと馴れ合いの古い和歌山の政治を変える絶好のチャンスです。
検察庁に頼るだけでも寂しいですから、来年の統一地方選挙で、既得権益や利権と無縁だった若者や女性の代表を一人でも多く県議会に送り込んで行くべきです。民主党の和歌山県連では、初めての試みですが、公募で候補者を選びました。ご支援を心からお願い申し上げます。