2006年7月13日
来訪者に感激!
今日、私の事務所に土地家屋調査士の田村誠さんが来られました。市議会議員の片桐先生のご紹介です。片桐先生とは関西電力の入社同期だそうです。田村さんは、26年間働いてきた関西電力を10月末で退職されることになり、現在休職中で、独立を目指して準備に追われる毎日だそうです。
関西電力の社員というエリートの立場を打ち捨て、自身の夢に向かってチャレンジする姿に感激するとともに、私自身にも勇気をいただきました。土地家屋調査士の国家試験を通るのに5年間かかったそうです。
「資格を持ったまま、定年退職後に土地家屋調査士の仕事を始める手もあったが、まだ若い今のうちに独立したい。」と決断したんだと笑っておられました。しかし、友人やご家族が猛反対する中での出発で、周囲の説得はたいへんだったそうです。
田村さんは11月から、紀ノ川市貴志川町の前田354−1で「田村土地家屋調査士事務所」を立ち上げられます。リスクを取って頑張る田村さんにエールを送りたいと思います。
田村さんは、大きなリスクを取るわけですが、「不安だが、不幸ではない!」と自分自身に言い聞かせているとのこと。私自身、昨年の夏の総選挙で、安定した大企業のサラリーマン生活を捨てて、リスクを取った人間なので、「不安と不幸は違うんだ!」という田村さんの言葉にしびれました。