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2006年6月28日

「21世紀の日本を考える」研究会


 今日は、久しぶりに上京しました。朝8時30分に和歌山駅東口からリムジンバスに乗って、関西空港へ。9時55分発のANA144便で羽田へ。バスから、支援者のお一人で高校の先輩のSさんとご一緒でした。飛行機は出発が遅れたものの、20分遅れで無事到着。
 昼は、財務省55年入省の同期会があって、久しぶりに同期の仲間と顔を合わせました。衆議院議員の寺田稔君も参加してくれて9人が中華料理のテーブルを囲みました。彼らと顔を合わせるのは、約1年ぶりです。われわれの同期会は毎月1回、お昼に定期的に行ってきました。昨年の立候補以来出席できなかったのですが、今回日程が合って、懐かしい仲間と再会ができました。「何だ、ぜんぜん変わってないじゃないか。」開口一番そう言う口調に落選した同期への優しいいたわりの気持ちを感じました。同期の仲間はありがたいものです。
 午後は、7月の県議補選の打ち合わせに、議員会館を走り回りました。民主党和歌山県連が初めて、公認の県議候補を出すものですから、代表の私としては責任重大です。今、和歌山市議の藤本まり子さんが、出馬予定なので、女性議員に応援を頼んで回りました。役人時代、毎日のように根回しに歩いた議員会館を落選中の候補者としてウロウロするのは、少し違和感がありましたが、そんなことも言ってられません。国会閉会中でしたが、けっこう大勢の議員さんにお目にかかれました。
 午後6時からは役人時代から参加している「21世紀の日本を考える研究会」に出席しました。座長が学習院大の南部鶴彦教授。今日の講演者はメンバーの團紀彦さん。建築家の團さんは、「建築と環境―第三の地形論」と題して、スライドを使ったおもしろいプレゼンテーションをしてくれました。近代建築では、平らな土地の上にフィギアとしての建物を設計してきたが、現在では、土地の形状に合わせた建物設計が主流になっていること。むしろ、自然をできる限り残して、しかも建物もランドスケープ(風景)にしてしまうのが團さんの目指す方向だそうです。土地や低層建造物をグラウンド、建造物をフィギアと呼ぶそうですが、ヨーロッパでは、フィギアは広場だったり、アトリウムであり、建物はグラウンド。日本では、都市計画の規制が甘いので、それが逆転している。だから町並みが汚いんだと團さんは指摘されてました。町並みや景観を守るためには、建築家と市民が一緒になって、グラウンドマスターのような役割をつくって、規制していかなければならないという結論になりました。

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2006年6月27日

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2006年6月30日