沖縄国際映画祭と国連SDGs
(大崎洋社長と宮川たま子さんのレッドカーペット。)
第9回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」に招待されて那覇へ。
経済産業省で沖縄振興担当をして以来、沖縄に深い思い入れがあります。
当時から一緒に活動している吉本興業の大崎洋社長とも旧交を温めました。
沖縄国際映画祭 は、2009年からスタート。最初は北谷町美浜アメリカンビレッジ周辺が会場。その後、宜野湾市に移り、昨年からは那覇市を中心に沖縄県41市町村がそれぞれの応援団を巻き込んで全県的なイベントになりました。
那覇市国際通りのでのレッドカーペットは9万1千人の観客を集め、これまでで最高の人出。
アジアの中心としての沖縄をエンタテインメント産業の起点にしたいという大崎社長の熱い思いで始まり、年々拡大、充実してきています。
私も国会議員になってからは、毎年呼んでいただいて、ほぼ皆勤賞です。
この映画祭を100年続けたいとの大崎社長の宣言に心からエールを送ります。
もっとも、大崎さんも私もあと91年も生きられませんが、、、、苦笑。
(吉本興業大崎洋社長と。)
今年の映画祭の目玉は、国連のSDGs(持続可能な開発目標)とのコラボです。
SDGsとは、貧困の撲滅から、ジェンダーの平等、気候変動対策など17のゴールを設け、2030年までに国連全加盟国で達成する目標です。
日本でも推進本部をつくって取り組んでいますが、達成度は世界で18位と恥ずかしい結果です。
今回、その周知のために国連広報センターの根本かおる所長が吉本興業とタイアップし、映画祭全体でSDGsの発信をしました。世界初の試みで、素晴らしいことだと思います。
最後に、この映画祭のレッドカーペットの素晴らしさは、有名な映画俳優やタレントさんに加えて地元の皆さんがいろんなかたちで参加し、一緒に歩けることです。地元沖縄との一体感が感動的です。