2014年5月6日
和歌山県戦没者追悼式
5月5日(月)子どもの日、朝一番、関西空港から和歌山県仏教会主催の戦没者追悼法要に参列。その後、和歌山県戦没者追悼式に参加。献花して参りました。
従来、仏教会と和歌山県が合同で主催していた追悼式でしたが、宗教の自由の観点から、昨年より県の行事が独立して宗教色を消しました。
プログラムの最後に、和歌山児童合唱団の歌が披露。子ども達の澄み切った歌声は、英霊に対して心のこもった追悼になったと思います。素晴らしい合唱でした。
前の日に、ワシントンから帰国したばかりで、時差ボケでしたが、追悼式で身も心も引き締まりました。
午後は、和歌山県護国神社の春季例大祭に参列。毎年、戦没者の追悼が行われ、私も祭詞を奉てんさせていただきます。武田眞一宮司さんの主宰でおごそかに行われました。
私の父は、満州から南方のニューブリテン島まで6年間戦争に行って、九死に一生を得て生還。一昨年、92歳で死去。生前、戦争の悲惨さを語っていました。今は、戦友の皆さんと一緒にお酒を酌み交わしているのだろうなと想像しています
父からは、「日頃、勇ましいことを言っている者ほど、いざ戦闘になると役に立たない。もしくは愚かな勇気を奮って部下を全滅させたりする。逆に、弱腰などと非難されていた者が、敵に損害を与えながら、部下の命を最大限に守っていた。」という話をよく聞かされました。
政治家が勇ましいことを言う世の中はロクなことがなさそうです。
私は、卑怯者、非国民とののしられても、冷静沈着に本当の平和のために働く政治家を目指します。