2014年3月10日
第14回和歌山雅楽会定期演奏会
日曜日には、和歌山雅楽会の第14回定期演奏会に行ってきました。昭和28年に創設された和歌山雅楽会にとっては、60周年の記念すべき年になります。
雅楽は、神社のお祭りでなじみ深いものですが、のんびりした旋律ながら、日本人の遺伝子に響いてくるような気がします。
雅楽にも種類があって、まず、日本古来の歌謡をもとに平安期に完成された、神道や皇室に深い関わりをもつ歌舞があります。雅楽のイメージがそんな感じですよね。
しかし、その他にも 5世紀頃から9世紀頃までの間に大陸から伝わった楽舞をもとに日本で作られたものと、朝鮮半島系のものがあります。
奈良の東大寺の大仏開眼供養の際には、今のベトナム(当時の林邑)から舞楽が伝えられるなど、国際的な音楽だったようです。
しかも、世界最古のオーケストラになります。当日の演奏の中にも、「抜頭」という林邑の僧仏哲によって伝えられた「右舞」がありました。
和歌山で、このような活動が60年も続いていることに感動しました。
そんな合間に、毎年恒例の和歌山市社会福祉協議会主催「わかやまし社協まつり」に参加。
異業種交流会の「あつまろ会」の餅つきです。大勢の市民が集まり、にぎやかなお祭りになりました。
「あつまろ会」の仲間とは、クリスマスの時に、児童養護施設旭日学園への慰問と「わかやまし社協まつり」での餅つきを続けています。継続は力なり!です。