2014年2月11日
霊現寺の厄除け行事
和歌山市内の霊現寺では、毎年2月上旬に、厄除けの行事が行われます。
住職の佐古敬造先生のご指導の下、修験者が護摩を焚き、火渡りの秘術を行います。毎年、修験者さん達も必死の思いで火渡りをされていますが、時には足にやけどをされることもあるそうです。
確かに、横で見ているだけでも迫力満点ですから。
その後、安全な状態にしてから、老若男女が歩いて厄除け祈願をします。
毎年、大勢の信者さんが参加されます。
その後、恒例の餅まきをしますが、厄除け祈願をした方々に加え、和歌山市内から大勢の市民が参加。規模はおそらく和歌山市内では最大の餅まきだと思います。
お餅の量も半端ではないので、餅まきの翌日は筋肉痛になるほどです。
参加者が多くても、お餅が多いので、皆さん、用意したビニル袋一杯のお餅を持って帰られます。
それでも、転んだり、お餅が直接頭に当たったり。けっこう危ないところもあります。
投げる方も、背広の上から法被を着ても、お餅の白い粉で背広の上下が真っ白になります。
毎年、投げていますので、常連さんからは、「岸本先生、こっち、こっち!!」とか、「周平さん、こっちにも投げてやあ!」と声がかかります。
公平を旨とはしますが、声がかかればついそちらに投げてしまうのは人情ですね。
霊現寺の厄除けが終わると、一冬を越した気分がいたします。
まだ寒い日が続くと思いますが、後は、「春よ来い!」との思いで過ごします。