お盆と夏祭り
お盆も終わり、少しは涼しくなるかと期待しましたが、なかなかそうはいきません。
初盆参りをスタートした11日の和歌山市の最高気温が39.3度。これがピークでした。
体温をはるかに上回るわけですから、歩くだけで汗が噴き出してきます。
この経験をすると不思議なもので、翌日12日の最高気温37.4度も、さらに35度や33度では楽に感じます。
人間の感覚や気持ちは、相対的なものなのだと、つくづく身にしみました。苦労しておくと、後が楽なんだ、、、などと、、少しは賢くなったような気分です。
毎年、初盆参りの時に感じるのですが、肉親を亡くされた方、とくに奥さんやだんなさん、パートナーを亡くされた方々の喪失感は大きなものがあります。
応援していただいていたお家を回りますから、私も親しくしていた方の死は、他人事ではありません。しみじみとお話をうかがいながら、ご夫婦の堅いきずなを感じます。
お盆の前後は、夏祭りも集中します。
地域ごとに盆踊りのイベントが花盛り。
私も何軒かはしごをさせていただきます。
地元の広瀬公民館主催の盆踊りは、午前7時からの準備からスタート。関係者が数十人集まって、手際良く、やぐらを組みたて、夜店のイス、机のセット、ちょうちんなどが並べられます。
翌朝、やはり同じ時間に集まって、片づけ。あっという間に終わります。
私は、今年で8年目。やぐらの組み立ての段取りなどもわかってきましたから、少しは貢献できているかも、、、苦笑。
地域の力は、このようなイベントを通じて、仲間の間の気心が知れ、一体感がかもしだされるところにあります。
もちろん、後日の「反省会」と称する飲み会もありますが、お祭り終了後、みんなで打ち上げをするのが定番です。
地方都市の生活の楽しさをかみしめる日々です。