中高生のジャズと児童合唱団
(第8回ステユーデントJAZZフェステイバルであいさつする岸本周平。バックは日進中学校吹奏楽部。)
第8回ステユーデントJAZZフェステイバルが片男波公園野外ステージで開催されました。
実行委員会の顧問をしていますので、今日もあいさつをさせていただきましたが、第1回目から参加しています。
映画「スイングガールズ」の影響もあって、中学校、高校の吹奏楽部がジャズに挑戦するようになって久しいですが、映画のモデルになった高砂高校のジャズバンド部は昨年参加してくれています。
女子が圧倒的に多い、吹奏楽部の皆さんが、特に中学生がシング・シング・シングを演奏するのを聞いたときは感動しました。
主催は「ステユーデントJAZZフェステイバル実行委員会」ですが、企画はドラマーの瀧益男さん。
瀧さんはボランテイアで、長年、和歌山県立粉河高校ラテンバンド(KLB)の指導をされています。
私も第1回からお手伝いしてきましたが、継続は力なりで、大きくなってきました。昨年は、高砂高校も含めて9校が参加。
今年は、吹奏楽部の顧問の先生方の人事異動などもあって、参加校は6校でしたが、大勢の市民が野外ステージに集まってくれました。
来年は、中学、高校の参加校を増やすとともに、大学の吹奏楽部にも参加してもらおうと、今から盛り上がっています。
その後、伝統ある和歌山児童合唱団の第55回定期演奏会に行きました。場所はリニューアルなったばかりの和歌山県民文化会館大ホール。
和歌山児童合唱団は、和歌山の誇る世界的な実力のある合唱団です。
明日から9日間、カナダへの演奏旅行に行きます。和歌山市とリッチモンド市が姉妹都市40周年を迎える記念行事のひとつなのですが、リッチモンドのみならず、バンクーバーなど4か所で演奏会をします。
毎年、ヨーロッパの国際コンクールなどに参加し。多くの国際大会で優勝や金賞に輝いています。
アメリカ ポートランド 国際ジュニア・コーラスフェスティバルでのグランドチャンピオン賞(平成8年3月) 。イタリアリヴァ・デル・ガルダ合唱コンクールでの金賞・特別賞(平成10年4月)。 オーストリアリンツ 第1回合唱オリンピックでの民族音楽アカペラ部門 金メダル(平成12年7月) 。ハンガリー ブダペスト 第10回ブダペスト国際合唱コンクールでのユースの部 金賞 民族音楽の部 金賞(平成17年3月) などなどです。
その他、最近は韓国や台湾の合唱団とも積極的に交流を行っています。
和歌山市民として「和歌山児童合唱団」はほんとうに誇りに思える素晴らしい存在です。
(昨年の演奏会の模様)