一日中小企業庁
今日は、月曜日ですが、上京せず。早朝の駅前街頭演説の後も地元活動。
和歌山市内で「一日中小企業庁」を実施するためです。
経済産業省からは、大臣政務官の私と鈴木中小企業庁長官が出席。和歌山県の経済5団体の皆さんとの意見交換会です。
冒頭、仁坂知事にもご挨拶をいただきました。
私からは、最近の中小企業政策全般の説明。鈴木長官からは、来年3月末に「中小企業金融円滑化法」が終了した後の対応や中小企業支援法の認定機関などに関しての説明がありました。
商工会議所連合会の片山会長からは、「政策金融公庫の対応が杓子定規であること、中小企業再生支援協議会が人材不足や執行力不足で機能していないこと、企業再生支援機構は優秀なので、ぜひ大阪本部を立ち上げてもらいたいこと」など、実に率直なご意見をいただきました。
森田商工会議所連合会長からは、「ジャパン・ブランド事業を使っての日置川町の鮎プロジェクトなど取り組みを紹介いただき、更なる政府の支援」を要請いただきました。
山下中小企業団体連合会長からは、「中小企業の法人税率の更なる引下げや交際費課税の限度額の撤廃」などの政策的な五つのご要望を承りました。
香山経営者協会副会長からは、「中小企業政策も重要だが、デフレ脱却、円高の是正などのマクロ経済政策の重要性」についても指摘をいただきました。
経済同友会の樫畑代表幹事からは、「マクロ経済のお話とともに、市内のパパ・ママストアの復権によるコミュニティ―の重要性」について、問題提起をいただきました。
大橋和歌山市長からも「若者の雇用問題とキャリア教育の重要性」に関して本音の質問をいただきました。
皆さん、率直に本音の議論をいただき、こちらも官僚的な答弁ではなく、ざっくばらんに受け答えさせてもらいました。
会場からも4名の方から発言をいただき、2時間の意見交換会はあっと言う間に終わってしまいました。
参加者は経済五団体の皆さま約160名。「ぜひ、たびたびこのような意見交換会をやてもらいたい。」との声をたくさんいただきました。
その後の交流会にも100名近い皆さんがご参加くださり、グラスを片手に、これまた自由な意見交換の場となりました。
ご準備いただいた関係者の皆さま、ご参加いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。
今回は、たまたま私の地元の中小企業の皆さまとの「一日中小企業庁」となりましたが、今後も担当の大臣政務官として、このような機会を通じて、中小企業政策を充実したものとしていきます。
私たちのために。
私たちの子どもたちのために。
私たちの大切な人のために・・・。
信じられない政治に終止符を打つ。